猫が死んだときどうする?|正しい安置・火葬の流れと飼い主がすべきこと

要点まとめ

  • 猫が動かなくなったら、まず落ち着いて「死亡の確認」をする
  • 安置は静かで涼しい場所で行い、清拭・保冷が大切
  • 火葬・葬儀の方法は「訪問火葬」「霊園」「自治体」など複数
  • 猫の遺体をゴミに出すのは推奨されない
  • 自宅での供養は自由で、気持ちの整理に役立つ

1. 猫が死んでしまったら…まず何をすればいい?

猫が突然動かなくなってしまったとき、
飼い主の多くは混乱し、どうすればよいか分からなくなります。

しかし、最初に必要なのは 落ち着いて状態を確認すること です。


■ 死亡しているかどうかの確認

次のポイントを静かに確認します。

  • 呼吸の有無
  • 心臓の鼓動
  • 反応(呼びかけや体の刺激)
  • 瞳孔の様子(光を当てても変化しない)

※心肺が完全に停止している場合は死亡と判断します。


■ 「苦しんでいたかもしれない」と自分を責める必要はない

猫は本能的に、弱っている姿を隠す動物です。
最期まで気づけなかったとしても、それは飼い主のせいではありません。


2. 猫の遺体を正しく安置する手順

猫が亡くなったら、まずは 安置 が最優先です。
この処置を丁寧に行うことで、きれいな姿で見送ることができます。


■ STEP1:静かで涼しい場所へ移動

エアコンがある部屋や直射日光の当たらない場所がおすすめ。

タオルや毛布を敷いてあげます。


■ STEP2:優しく姿勢を整える

亡くなって間もない猫は体が柔らかいため、
自然な丸まり姿勢に整えてあげると穏やかな表情になります。


■ STEP3:清拭(せいしき)

口や鼻から体液が出ることがあるため、
ぬるま湯に浸したタオルで優しく拭いてください。

  • 手足
  • お腹周り
  • 毛並み

清潔に整えておくと、後の安置がとてもきれいになります。


■ STEP4:保冷(とくに夏は必須)

遺体の腐敗を抑えるために、
お腹・背中・首元を タオルで包んだ保冷剤 で冷やします。

※ドライアイスがあればより効果的ですが、直接当てるのはNG。


3. 猫の遺体をどうする?4つの選択肢

猫が亡くなった後の選択肢は大きく分けて4つあります。
どれが正解というものはなく、飼い主の気持ちで選べます。


① 訪問火葬(人気・自宅葬との相性も◎)

火葬炉を積んだ車が自宅まで来てくれるサービス。

  • 自宅でお別れ・そのまま火葬
  • 個別火葬や立会火葬が選べる
  • 移動の負担が少ない

「落ち着いて見送りたい」「自宅で最後まで寄り添いたい」
という飼い主に最適です。


② ペット霊園で火葬

設備が整っており安心して依頼できます。

  • 霊園でお別れ室がある
  • 納骨堂・合同墓地・個別墓地が選べる
  • スタッフが丁寧に対応してくれる

③ 動物病院の紹介による火葬

初めてで不安な場合、
動物病院の紹介業者を利用する方も多いです。

安心感があり、流れがスムーズです。


④ 自治体(保健所や清掃局)に依頼 ※注意点あり

自治体でも引き取りサービスはありますが、
多くの場合「一般廃棄物」として焼却処分されます。

  • 遺骨は返ってこない
  • 個別火葬ではない
  • 手厚い供養はできない

「費用を抑えたい場合」のみ選ばれますが、
心情的に後悔する例も多いです。


4. 猫の遺体をゴミとして出すのはダメ?

自治体によっては
「小動物は家庭ゴミとして出せる」としているところもあります。

しかし――

❌ 猫を家庭ゴミとして出すのは推奨されません。

  • 倫理的にも問題
  • 衛生面での不安
  • 後悔したという声が非常に多い

猫は家族の一員。
最後まで丁寧に見送る方法を選んであげてください。


5. 自宅で供養することもできる

火葬後の遺骨は、自宅で供養する家庭が増えています。


■ 自宅供養のよくある飾り方

  • 写真をフレームに入れて飾る
  • 小さな骨壺を置く
  • 花を添える
  • キャンドル・お線香を置く
  • 好きだったおもちゃを近くに置く

これだけでも十分立派な供養になります。


6. 最後にしてあげたいこと

猫が亡くなったとき、飼い主にできることはたくさんあります。

  • 「ありがとう」と声をかける
  • そっと毛を撫でてあげる
  • 思い出を家族で語り合う
  • 写真を飾り、静かに手を合わせる

悲しみを無理に抑える必要はありません。
涙は、猫との絆が深かった証です。


まとめ

猫が亡くなったときの行動は、誰にとってもつらいものです。
しかし、今日お伝えした流れを知っておくだけで、
落ち着いて見送ることができます。

● 死亡の確認
● 静かな場所へ安置
● 清拭と保冷
● 火葬方法を選ぶ
● 自宅でも供養できる

猫は、あなたの温かい手と優しさに包まれながら
最後のときを過ごします。

後悔のないお別れになるよう、ゆっくり寄り添ってあげてください。