ペットが亡くなったらすぐにすべき5つのこと|慌てないための行動マニュアル

要点まとめ

    1. 落ち着いて、まずは安置の準備をする
    1. 清拭・保冷を行い、遺体の状態を保つ
    1. 家族や親しい人に知らせ、気持ちの整理をする
    1. 火葬や葬儀の依頼先を検討・予約する
    1. 最後のお別れと供養の準備を整える

はじめに

大切なペットとの別れは、突然訪れることが多く、冷静な判断が難しくなりがちです。
「何から始めればいいのか分からない」「どうしていいのか混乱してしまう」――そんな飼い主さんのために、ここではペットが亡くなった直後にやるべきことを5つのステップで分かりやすく解説します。


1. 落ち着いて、まずは安置の準備をする

最初に大切なのは、慌てず落ち着くことです。
ペットの呼吸や心拍が止まっていることを確認したら、静かな場所で体を休ませましょう。
清潔なバスタオルや毛布を敷き、穏やかな姿勢に整えます。手足が硬直する前(亡くなってから1時間以内)に、前足と後ろ足を優しく折りたたんであげると良いでしょう。

ポイント:

  • 涼しい部屋(20℃以下が理想)に安置
  • エアコンや扇風機を活用し、直射日光を避ける
  • 寝かせる位置は、枕を作るように頭を少し高く

2. 清拭と保冷を行い、遺体の状態を保つ

次に行うのが「清拭(せいしき)」と「保冷」です。
濡れタオルで体を優しく拭き取り、口や鼻から出た体液を清潔に整えます。
夏場は特に腐敗が進みやすいため、保冷剤やドライアイスでお腹・首・背中などを冷やしましょう。

ポイント:

  • 保冷剤は直接肌に当てず、タオル越しに
  • ドライアイスを使用する場合は換気を十分に行う
  • 小型犬や猫であれば、24時間〜48時間ほど安置可能

3. 家族や親しい人に知らせる

気持ちが落ち着いたら、家族や共に暮らしていた人、仲の良かった友人に知らせましょう。
一緒に過ごした人たちが集まることで、悲しみを共有し、「ありがとう」と伝える時間を持つことができます。
小さなお子さんがいる家庭では、できるだけ現実を受け入れやすい言葉で説明してあげることも大切です。

ポイント:

  • 子どもには「眠った」ではなく「亡くなった」と正しく伝える
  • 感謝の言葉をかけてお別れすることで、心の整理がしやすくなる
  • 思い出の写真を見返す時間をつくる

4. 火葬や葬儀の依頼先を探す・予約する

日本では、ペットの遺体は「一般廃棄物」ではなく尊厳ある葬送の対象として扱われています。
そのため、ペット火葬業者やペット霊園に依頼するのが一般的です。
近年では、自宅まで火葬車で訪問してくれる「移動火葬サービス」も増えており、飼い主の都合に合わせやすくなっています。

依頼前のチェックポイント:

  • 安城市や周辺自治体の登録業者かどうか確認
  • 立会火葬・個別火葬・合同火葬など、希望の形式を選ぶ
  • 料金の内訳(出張費・骨壺代など)を明確にしておく

5. 最後のお別れと供養の準備をする

火葬当日は、花や好きだったおやつ・おもちゃを用意し、感謝の気持ちを込めてお別れをします。
「また会おうね」「ありがとう」と声をかけながら手を合わせることで、心の整理がつきやすくなります。

火葬後は、遺骨を自宅で供養する「自宅供養」や、霊園の「納骨堂」「合同墓地」などに納める方法があります。
最近では、骨の一部をペンダントに納める「メモリアルアクセサリー」も人気です。


まとめ

ペットが亡くなったときは、冷静に対応することが難しいものです。
しかし、今回紹介した5つのステップを知っておけば、心を落ち着けて大切な家族を見送ることができます。

  1. 安置の準備
  2. 清拭・保冷
  3. 家族への連絡
  4. 火葬・葬儀の手配
  5. 最後のお別れと供養

時間をかけて、少しずつ「ありがとう」の気持ちで見送ってあげましょう。
それが、最愛のペットへの何よりの供養になります。